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Curiosité / Items

Cuillère en bois XVIIIème siècle

 

探しはすれど、なかなか見つからない古い木匙。
恐らくは18世紀の造りと思しき一品は、パリの蚤の市で仕入れました。

素朴な生活の匂いが残りながら、どこか浮世離れした気配も漂う民芸的な古物に心惹かれます。時代がくだれば生活実感が強まることは当然多く、他方で時代があがり、そのリアリティを薄めることによって、超越していく(と現代人の多くが感じられる)心地よさがあります。塩梅は難しく、カタチの精度や美しさまで個人的に求め始めると、手にとれる機会も多くはありません。

木彫りながら均衡が整った全体に、落ち着いた木肌は古みを感じ、加えて状態もすばらしいです。眺め共鳴し、愛でていきたい。そんなささやかなコレクション。

 


 

約 φH18.5cm

(ご売約済)

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