Verre à Pied vers 1750
底部に向かってまっすぐとテーパードした、真横から眺めたときの端正で潔いプロポーション。ステムは六角に面取りをしつつ内側を空洞とし、フットも縁を折り畳み円錐状とした古い時代固有の成形法を用いています。1700年代中葉、フランスの吹きグラス器です。
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18th century England Twist Stem Glass
不透明な白い糸ガラスを螺旋状に編んだ繊細なツイストステムの装飾性。築的で清清とした感性で仕上げた近代英国らしい作り。1760〜80年代頃、18世紀後期の英国製ワイングラスです。
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Verre Bourguignon vers 1750
1700年代中葉、フランス中〜北部。古いガラス器の儚さを醸しつつ、宙吹き成形ゆえの僅かに傾いだ造形には、やわらかで長閑な印象も受けます。貴金属が含有したことによる仄かな灰みとボウル側面の気泡にも雰囲気があり、小さな器ですが、古い田舎工芸品の魅力がグッと詰まっています。
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Carafe de Bourgogne
モールで筋を入れ凝固する前に吹き上げ成形した、波打つガラスのテクスチャ。光を浴びて、見る角度によって濃緑から薄緑へと変化していくグラデーションがとても綺麗です。18世紀半ば〜19世紀初期頃、ブルゴーニュ近郊。ワイン、或いは水用のカラフェです。
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Pichet Normand En Verre Soufflé
アンシャン=レジームの時代、革命前の18世紀末頃まで、良質な森林とシダが豊富な内陸のオルヌ近郊を主に、かつてのノルマンディー地方には、固有の豊かなガラス工芸文化が存在していました。同地の古いガラス器の中でも象徴的な存在であるシードル用ピシェ。
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Verre à Bistrot vers 1900
状態やカタチのバランスを吟味し選び、紹介を重ね続けています。第一次大戦後の機械工業化前、市井のガラス産業が地域・村単位で残っていた最後の時代。1900年前後頃、フランスのビストログラスです。
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Saint-Louis 1960/70 Verre à Vin Rouge
所謂現代のブルゴーニュ型にも似たカタチは、当時のクリスタルガラスとしてはとても珍しいです。コンサバティブでありがらも非俗には陥らず、繊細で端正なエレガンス。1960年代〜70年代初期頃、サンルイ。クリスタルのワイングラスです。
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Bol suédois en verre soufflé
宙吹きによる不揃いの姿形に、揺らぎや傾ぎ。迫り上がった底面のポンテ跡も愛らしく魅力的です。古い時代の北欧に特有の器形。19世紀、スウェーデンの吹きガラスのヨーグルトボウルです。
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