menu

Items / Pottery

Badonviller Assiette épaisse

 

修道院や宿舎といった公的な場所の食堂で日常使いされた半陶半磁の厚皿。フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いに、質実剛健を感じるタフな佇まい。相反する要素を合わせ備えた塩梅のよさこそが魅力ですね。

常々探していますが多くは見つかりません。厚みは中庸。使い込んで育てていきたい、そんな一品です。

1920年代頃、バドンヴィレ。

 

Badonviller (バドンヴィレ)

1897年、テオフィル・フェナル(Théophile Fenal)が、フランス北東部ロレーヌ地方の町バドンヴィレに、叔父ニコラスが近郊の町ペクソンヌ(Pexonne)で1828年に立ち上げた窯から、分離独立するかたちで開いた窯。

すぐに300名を超える労働者を雇うまでになり、創業者テオフィルの死後は息子エドゥワルドにより従業員1000名を超える規模まで成長。リュネヴィル、サンクレモン、サルグミンヌ、前述したペクソンヌ等を中心に陶器製造が盛んだったロレーヌ地方で、新興の存在でありながらも、特に1900年代前半に強い存在感を示しました。

 


 

直径21.9 / 高さ2.7 センチ

(ご売約済)

Related posts

テキストのコピーはできません。