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Items / Silverware

Christofle Couverts pour Entremets

 

モダンな印象とただようクラシック。各部位のごくさりげなくシェイプもエレガントで目をひきます。1950〜70年代、クリストフル社のアントルメ用フォーク&スプーン。モデル・ダックス。

センターラインハンドル(通称バゲット、モデル・フィデリオ)の定番意匠を、現代的に発展させ生み出さされたモデルです。均衡整ったカタチの美しさはもちろんのこと、銀の肌合いは柔らかで指馴染みにもやさしさがあります。雑味なくクリーンな、ヴィンテージクリストフルならではの魅力を纏った一品だと思います。

また約17センチにという長さも1つのポイントです。18世紀以来の慣習となっていたフランスの一般規格を改定(約1センチ小型化)し、アントルメ用の新規格として、当時のクリストフル社がリリースしたもの。女性や子供の指にも心地よく収まる中庸な寸法は、お探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

纏まった点数が入荷しました。スプーンとフォークを各1本づつ、セットでお届けいたします。

 

Christofle (クリストフル)

1830年、フランスで宝石商シャルル・クリストフルが創業した銀細工工房。今日でも世界各国の一流ホテルやレストランで「卓上の芸術品」として広く愛用されている、銀食器の代名詞的存在です。

それまで貴族や有産階級に向けた純銀食器のみが生産されていたフランスで、1842年、英国からの特許を買い取るかたちでシルバープレート食器の製造を開始。台頭する市民社会における産業化の波の中、飛躍的な技術革新進と企業成長を遂げます。当時の治世者ルイ・フィリップやナポレオン3世への銀器の献上、万国博覧会への出展を経て、その名声は国際的なものへと広がっていきました。

1800年代半ば以降のフランスにはクリストフルから影響を受けるかたちで創業した銀細工工が多数ありますが、作りの良さはもちろんですが、何よりも絢爛さと実直さの見事に同居した瞬間、それはほかの銀細工工房の追従を許さない、白眉な存在になるなと感じています。

クープランでは優美な佇まいがありながらもモダンで、現代の住空間にも自然と溶け込むクリストフルを紹介しています。

 

Silver Plate Cutlery (シルバープレートカトラリー)

 


 

約 H17cm

備考:
フォークとスプーンが各1本づつ、セットでの販売となります。

(ご売約済)

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