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古いものを長く使い続けるヨーロッパには、文化の影を残した古物が未だに残っています。長い時間を経て今の時代まで残っていた古物が昔を知る頼りになり、そうして知った昔が今をほんの少し豊かなものにしてくれる。暮らしの道具として、ただ眺めるものとして、知識の源泉として。様々な角度から古物をお楽しみいただければと思います。
Timbale en Argent Massif du XVIIIe
薄い成形とやわらかなマチエール。手取りがハッとするほど軽く、指馴染みはしっとりとしていて持ち心地やさしいです。18世紀フランス、パリの純銀杯です。
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Cuillère à Entremet en Métal Argenté
フランスの市民の食卓において、もっとも好んで用いられてきた、センターラインの伝統的なハンドルデザイン。これ以上もこれ以下もありません。シルバープレートのアントルメスプーン。
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Risler kist Cuillere à Cafe en Argent Massif
ジャン・アンリ・リスラーキスト。アルザス地方ミュールーズで代々オルフェーヴル(銀細工師)を営んでいた職人による純銀カフェスプーンです。1840〜70年代頃頃。
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Fourchettes a Gateaux en Metal Argenté
殊にガトーフォークは生産数が少なく見つけ難い。フランス語圏で古く伝統的に親しまれてきたセンターラインハンドル、シルバープレートによるカトラリー。無駄のない端正でミニマルなフォルム、クラシックな印象。古いレストランからの出物の纏まっての紹介です。
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Couteau en Argent Massif et Èbène
天然無垢の黒色が、空間を上品に引き締めます。銀細工工シャルル・マルセイユ、19世紀半ば〜後期、黒檀ハンドル純銀刃のフロマージュナイフです。
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Cuillère à Glace en Métal Argenté
常々探しながらも見つけられる数は本当に僅かで、他方需要は高いため、今まで店頭でしか紹介できたことがありません。今回はHP掲載用に6点のみですが、別個でご用意しました。センターラインハンドルのソルベ用スプーン。お探しだった方がいらっしゃいましたら。
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Cuillère à Glace en Métal Argenté
使い手の実用が計算され尽くした設計に、古きフランスの伝統工芸・工業の奥深さを感じます。ホテル、レストランからの出物を纏まって手にする機会に恵まれました。クラシカルなシルバープレート素材で仕上げたクープラン定番のカトラリーより、ソルベ用スプーンです。
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Couteau Ancien en Métal Argenté
日々タフに、それでいて粗雑になることはなく丁寧に使い込まれたことでこそ生まれたシルバーハンドルの傷跡から感じるのは、かつての雇人たちの温厚質実な仕事ぶりでしょうか。古いレストランからの出物となる、アントルメ用のシルバーナイフです。
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Couteau en Argent Massif et Ivoire
洗練された都会の穏当なブルジョワ的ノーブル。ハンドルのごくさりげない装飾が19世紀固有のフランスの気配を伝えながら、全体の慎ましやかで端正な印象です。19世紀半ば、パリの銀細工工房ルイ・コッタのフロマージュナイフ。
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Couteau à Fromage en Argent Massif
ハンドル細部の繊細優美でギリシャ彫刻のような装飾性に古典趣味に浸る19世紀の時代嗜好が顕れながら、全体の端正な佇まいには来るべきモダニズムの萌芽を感じます。オランダで製造され、フランスへと輸入された一品。純銀フロマージュナイフです。
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Couteau à Fromage en Argent Massif
全体の端正な佇まいと、ルイ15世様式を踏襲しさり気なくハンドルに配されたアカンサスレリーフのノーブルなエッセンス。ブレードからハンドルに至るまでを贅沢に純銀で仕上げた、フロマージュナイフ。
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Christofle Couverts pour Entremets
モダンな印象とただようクラシック。各部位のごくさりげなくエレガントなシェイプも目をひきます。1950〜70年代後期、クリストフル社のアントルメ用フォーク&スプーン。モデル・ダックス。雑味なくクリーンな、ヴィンテージクリストフルならではの魅力を纏った一品。
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Fourchette à huitre en Métal Argenté
牡蠣や貝を取りやすいように設計されたヨーロッパならではの用途。フランス語圏で18世紀頃より伝統的に親しまれてきたセンターラインハンドルのオイスターフォーク。
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Couteau en Argent Massif et Èbène
天然無垢の黒色が、空間を上品に引き締めます。1819-1838年製。ナポレオン3世様式流行の萌芽を感じる一品です。ミネルヴァ以前、老人の横顔の純銀刻印。黒檀ハンドルに純銀刃のフロマージュナイフです。
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Cuillères à Café en Métal Argenté
センターラインハンドル、シルバープレート素材のティースプーン。銀器は食卓に品格を添えますね。無駄のない端正でミニマルなフォルム。クラシックな印象。クープランの定番品ですが、いつも変わらず魅力的です。
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Fourchette à Entremet en Métal Argenté
フランスの市民の食卓において、もっとも好んで用いられてきた、センターラインの伝統的なハンドルデザイン。これ以上もこれ以下もない意匠の美しさを、仕入れを幾度重ねても変わらず感じます。シルバープレートのアントルメフォーク。
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Cuillère à Entremet en Métal Argenté
フランスの市民の食卓において、もっとも好んで用いられてきた、センターラインの伝統的なハンドルデザイン。これ以上もこれ以下もない意匠の美しさを、仕入れを幾度重ねても変わらず感じます。シルバープレートのアントルメスプーン。
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Fourchette à Escargot en Métal Argenté
西洋の食文化を感じるシルバープレートのエスカルゴ用フォーク。果実やチーズに添えると、とても便利にお使いいただけます。洋のしつらえはもちろん、和のしつらえにも心地よく馴染みます。
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1900's Christofle "Gobelet en Métal Argenté"
食卓芸術としてのシルバーウェアの系譜を継いだクラシックな一品。1900年代半ばごろ、銀細工工クリストフル、装飾性を配したモダンな佇まいが美しいシルバーゴブレ。
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Couteau en Argent Massif et Èbène
希少性の高い品との出逢いが立て続けに重なることがあるのは、古物の不思議と愉しさ。少し以前に紹介した19世紀、黒檀ハンドル純銀ブレードのシンプルなフロマージュナイフが再入荷いたしました。
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Christofle “Cuillères à Café modèle Marot"
古い銀器において、もっとも伝統的なモチーフの1つであるロカイユ(貝殻)を繊細微妙な感性で昇華させたモデル・マロ。ルネサンスのフランス人詩人、クレマン・マロの名を翳した、クリストフル社のティースプーン。
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Alfenide / Christofle "Gobelet en Métal Argent"
19世紀末 - 20世紀初頭ごろの成型品。アルフェニド銀細工工房で作られたシルバーゴブレの紹介です。背面には「ALFENIDE」と創業者のシャルル・アルファン「HALPHEN」の刻印。紹介の品は、クリストフルとの合併過渡期の時代の一品です。
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Orfèvrerie Christofle "Couteau à Entremets"
さりげない各部位のシェイプが生むエレガントさ。指馴染みの良さ。シンプルを極めた、これ以上もこれ以下もないようなデザインですが、シンプルだからこそ、モデリングにおける細やかさや設計の妙が際立つと感じます。オールドクリストフルのアントルメ用シルバーナイフです。
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Christofle Fourchette à Gateaux
一見でのモダンな印象と漂うクラシック。無理なく使い込まれたやわらかな銀肌。形、マチエール、時間、各々の美質が無理なく均衡を保っている素敵な一品。1900年代後期、クリストフル社のガトーフォークです。
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Fourchette à Entremet en Métal Argenté
センターラインの伝統的なハンドルデザイン。見つけることが困難なナイフも仕入れられました。1900年半ばごろ、クリストフル社のアントルメ用カトラリーです。
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Argent Massif "Fillet Cuillère à Café"
長く使い込まれたことを想起させてくれるアンティークならではの魅力的な風合い、未だ保ち続ける輝き。フィレと呼ばれ親しまれてきた、フランスで最も古くから見られるクラシックなハンドルデザイン。19世紀の純銀スプーンの紹介です。
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Christofle “Cuillères à Café"
フランス銀器の伝統デザインであるセンターラインハンドルを改良・発展させた、ゴルグ (Gorge) のモデル名を翳したクリストフル社オリジナルデザインの一品。日常の食卓に品格を添える、銀のティースプーン。
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Cuillère à Café en Argent Massif
1800年代半ば以降の貴族趣味再興の気配を漂わせながら、どこか抑制の効いた装飾性や端正なプロダクト的佇まいからは、当代市民社会における実直さ、慎ましやかさも同時に感じられます。19世紀、ナポレオントロワの純銀スプーン。
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1900's Christofle "Gobelet en Métal Argent"
食卓芸術としてのシルバーウェアの系譜を継いだクラシックな一品。1900年代半ばごろ、銀細工工クリストフル、装飾性を配したモダンな佇まいが美しいシルバーゴブレ。
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Couteau en Argent Massif et Èbène
19世紀後期、マテリアルに黒檀を採用した無加飾ハンドルの純銀フロマージュナイフ。空間を引き締める緊張を纏い、優しい美しさが香る。19世紀後期に裕福なブルジョワ家庭に納品されたであろう一式は、当代固有の美質を確かに備えながらも、印象はかなりモダンです。理想的な一品。
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Christofle “Rubans Petit Couteau"
華美に寄り過ぎることなく慎ましやかに落とし込まれたハンドル意匠。機能と様式の最小公倍数をカタチにした仕事の良質さ。実直でいて繊細優美。銀細工工クリストフルでルイセーズ様式を踏襲し生み出された、モデル・リュバン。初見となる小さなシルバーナイフです。
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Christofle “Oval Plate 31cm"
無駄が極力排されたシンプルな意匠に、ごくさりげなく配されたクラシック装飾。月の光とも形容される、アンティークシルバーの品ある鈍い輝き。とても美しいです。食卓の品格をあげ、空間を作りあげてくれる、オールドクリストフルのオーバル深皿。
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Argent Massif "Moka Spoon"
クープランでもっとも定番で紹介をし続けている、バゲットと呼ばれる、フランス語圏における伝統的なハンドルデザイン。今回、とても小さな純銀 (シルバー800) のモカスプーンを見つけました。
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935 Silver & Carnelian "Pin Brooch"
ナポレオンの家系で代々引き継がれた所謂「ナポレオンの印章」の天然石としても有名ですね。パリの馴染みの骨董屋で、マダム・マガリから譲ってもらいました。純銀でフレーミングされたカーネリアンの小さなピンブローチ。
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Christofle “Cuillères à Soda"
長く使い込まれたことで生まれたマットな風合いと傷跡。アンティークシルバーこそが持ち得る雰囲気がとても魅力的です。背面には「F.P.」の刻印。1900年前後頃、古手のアンティーククリストルフルのソーダスプーンの紹介です。
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1800's Argent Massif "Gobelet"
古手の純銀ゴブレです。使い込み生まれた器胎の凹みから、側面の「J.F. CARLU」「11」の刻印から、古きパリの生活の息遣いが感じられます。この手のゴブレは、主には子供の誕生や誕生日の祝い物にされることも多かったそうです。カルリュ君、11歳の誕生日だったのでしょうか。なんて、想像は膨らみますね。
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Christofle “Rubans Gateaux Folk"
結び目を中心として左右対称にリズミカルに編み込まれたリボン柄。実直でいて繊細優美。銀細工工クリストフルでルイセーズ(ルイ16世)様式を踏襲し1907年に生み出された、モデル・リュバンのガトーフォークです。
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Christofle “Malmaison Dessert Folk & Spoon Set"
左右対称の安定的な構図とあしらわれた植物文様パルメット、ロータス。古代ギリシャのリバイバルに沸いたアンピール様式 (帝政様式) を踏襲し、1967年にデザインされた実直でいて繊細優美なモデル・マルメゾン。ヴィンテージクリストフルのアントルメ用フォーク&スプーンセットの紹介です。
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Argent Massif et Nacre "Fromage Knife"
そぎ落とされたごくシンプルな作りと、品のある絢爛さを纏ったナクル(白蝶貝)ハンドル。銀の純度は95%以上のプルミエ(1er titre)。鈍く美しい光を湛えながら、恐らくは未使用で溶接部分も状態がよく、黒ずんだ刃も磨き、ほぼ完品の状態です。
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Argent Massif et Vermeil “Egg Spoon"
19世紀、ヴェルイユ純銀の小さなエッグスプーンの紹介です。純銀の素地に職人による手仕事で高純度の塗金 (=ヴェルメイユ) を施した美しい一品。特別な1本をそっと添えて。ニークピースを生かしたテーブルコーディネートに憧れます。
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