menu

Items / Pottery

Poterie de Ger Pot à Confiture

 

19世紀末、ノルマンディー地方、ゲールの陶器です。

砂岩を含有した粘土を用い焼成した特徴的な「グレ = Grès」と呼ばれる製法による砂岩製の素焼き陶器です。16世紀末期以来、20世紀の初頭頃まで、ノルマンディー地方西部(ゲール、モルテネ、ドンフロンテ近郊)で作られた雑器は、総称してフランスで「ゲールの陶器」と呼ばれます。

主には食器というよりは保存容器の製造で知られ、この種の胎土全体が墨を流したように黒色の作りは、まさにインクボトルを蚤の市ではよく見かけます。

紹介はコンフィチュール用ポット。白い半陶半磁器やガラス器の作りが一般に知られますが、ゲールの陶器としては少し珍しい作りです。空間を引き締めるやわらかな黒は、ポプリポットやキャンドルポットにしたら、きっと素敵ですね。

ドンフロンテというと洋酒の好事家にはカルヴァドスのAOCとして馴染みが深い土地ですが、今回紹介の品もまさにそんなカルヴァドス地方のちいさな村の蚤の市で見つけたものです。

 


 

個体A: 約 径9 / 丈7.2センチ → 売約済
個体B: 約 径11/ 丈7.4 センチ → 在庫あり

個体の希望を、注文時の備考欄にアルファベットにて書き添えください。

販売価格(税別)
¥9,000
Stock:1点

Related posts

テキストのコピーはできません。