Item / Pottery

Carreaux Ponchon Faience

 

19世紀フランス、ファイアンス陶のタイルです。

素朴なテラコッタに、ゆららかな白錫釉。素地と釉薬の膨張・収縮率が引き起こす自然な貫入は有機的で美しい。対して、きちりと切りそろえられた断面は、19世紀らしく、端正な市民社会の気配を漂わせており、その塩梅がちょうど良いなと感じます。

例えば18世紀のデルフトタイルと比較しても、また違う雰囲気があります。

一片約11センチと、この種のタイルとしては比較的小ぶりなサイズ感も軽やかで嬉しいです。

使い方は多様に。ハードチーズや生ハムを添えて食器使い、或いはアクセサリーや貴重品のトレーとしてインテリア使いをしていただいても素敵です。

※割れやヒビはない良好な状態です。貫入には差異がありますが、同一個体とし紹介しています。

 


 

約W10.9 D10.9cm

(ご売約済)

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