Verre Gobelet vers 1900
1900年代初頭に、リヨンのガラス工房より、デッドストックのゴブレ。整ったカタチの美しさと、垣間見えるわずかな揺らぎや傾ぎに潜む作り手の気配。プロダクト然とした全体を、作為のない職人の温もりや暖かさがそっと包み込んでいます。
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Saint-Louis 1960/70 Verre à Vin Rouge
所謂現代のブルゴーニュ型にも似たカタチは、当時のクリスタルガラスとしてはとても珍しいです。コンサバティブでありがらも非俗には陥らず、繊細で端正なエレガンス。1960年代〜70年代初期頃、サンルイ。クリスタルのワイングラスです。
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Verre à Pied Soufflé
すらりとした立ち姿はなんてことなく、けれど細部を眺め気づく「ちょっと良い」。古道具であることと生活道具であることが、過不足なく同居したステムグラス。
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Baccarat Verre à Vin vers 1950-60
上質さと必要な機能性を兼ね備えながら、あくまでごくニュートラルに。ヴィンテージバカラ、1950年代〜70年代初期頃。ちょっと良い普通なデイリーワイングラスです。
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Verre à Liqueur en Cristal Ancien
18世紀から19世紀初頭ごろ、小さなステム型の酒用グラスです。宙吹き成形、マテリアルはクリスタルガラス製。揺らぎや傾ぎ、職人による手仕事の温かな気配を存分に纏いながらも、高練度のクリスタルガラス固有の上品な白色に甘さはなく、佇まいには静謐さがあります。
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Baccarat 1950-60's “Verre Gobelet”
1950年代後期〜60年代半ば成形。当代のオールドバカラ、殊に無加飾のグラスウェアがもつ固有の美質には強く心惹かれます。潔い美しさが詰まった一品。縦型のゴブレです。
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Baccarat Combourg Verre à Pied
20世紀初期のバカラが生み出し、長く受け継がれていくこととなる、素晴らしいグラヴュールの一品。アシッドエッチングで表現された色気ある彫刻性は、かつてのアバンギャルドでしょう。オールドバカラのコンブール。
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Antique Baccarat “Gobelet taille 6410”
洋の設えにはもちろん、和の設えにも溶け込むニュートラルな佇まい。使いかって良きサイズも嬉しい。フランスの伝統的なフラットリブカットをデザインソースにして生み出された、通称「シカゴ」の名でも知られる、アンティークバカラのゴブレ。
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Bouteille en Verre Soufflé
1900年前後頃、細身のガラス瓶の紹介です。19世紀末以降、機械吹きによる大量生産が主流となっていく食料保存用のガラス保存器ですが、今回紹介の個体は、過渡期の時代に職人によって宙吹き成形された民芸品。古ガラスの歪み、揺らぎ。計算のない不均一さが愛おしいです。
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Verre à Pied Soufflé
古ガラスのゆらゆらとした揺らぎや成形の歪みに見える時代の気配。自然なプロポーション、サイズ、口当たりから生まれる使い勝手の心地よさ。19世紀後期頃、宙吹き成形のステムグラス。
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Lumignon en verre souffle XIXème siècle
作為のない美しさ、不安定の色気。室内装飾を用途としていた教会グラスは、食卓グラスと比べて仕上げがよりラフに為されており、歪みや揺らぎ、バリの多さが固有の美質です。状態の良い個体のみを厳選して仕入れてきました。
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Antique Baccarat “Gobelet taille 6410”
起き抜けのウォーターグラスとして、あるいは香り豊かなジンをトニックで割って食卓に添えても素敵です。カット番号6410。1900年代初頭、アンティークバカラのゴブレ。
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Saint-Louis 1960/70 “Verre à vin”
固有の美質はステムのカッティング。寸分の狂いなくぴしりと面取られたヘキサゴナル。美しいガラス断面は、光を浴びる角度によって、さまざまな表情を魅せます。推定1960-70年ごろ、サンルイのステムグラス。
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Antique Baccarat “Gobelet taille 5777”
1900年代初期頃。カット番号5777、アンティークバカラのゴブレ。さりげなく添えられた意匠の個性と、和洋問わず設えに溶け込むニュートラルさ。日常の水用グラスとして。ウイスキーのロックを嗜むのなんかにもぴったりだと思います。
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Baccarat 1950-60's “Verre à Pied”
ビアグラスやウォーターグラスに、あるいはカクテルグラスにも。その実用性が嬉しいですね。溶け込むニュートラル。1950-60年代半ば。ほんの20年前後、過渡期的浮遊感を纏い、食空間で凛とニュートラルに佇むオールドバカラのステム付きグラス。
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Baccarat 1950-60's “Verre à Cognac”
モダンデザインの潮流が成熟期を迎えたなかで生み出された、美しくアノニマスな佇まい。機能的なグラス設計による、道具としての秀逸さ。1950-60年代半ば、オールドバカラ。殊に無加飾のグラスウェアがもつ固有の美質に心惹かれます。コニャックグラスの紹介です。
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Römer glass 18-19th Century
オランダ、或いはドイツで成形された宙吹きのレーマーグラス。古い風俗画で、似たカタチのグラスをご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか。有機的に空間を引き締める、カタチと色。古典的なスタイルを踏襲した19世紀の一品。
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1900's Baccarat Uni “Verre à pied”
バカラクリスタルの洗練具合と、全時代的な宙吹きガラスの印象。指馴染みや、口当たり、注げる分量を踏まえると、個人的には品がありながらも蜜を感じられる甘めの白ワインなんかが合うなと感じます。特別な普通。非日常の美しさと日常の穏やかさが同居したアンティークバカラです。
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Clichy Verre à Vin 1870-90
優雅でクラシカルな佇まい。曲線の描きかたがやわらかく、各部位のディテールはきめ細やかに繊細。クリスタルリー・クリシー、推定1870〜90年頃成形。「コンピエーニュ」のモデル名を翳した涼やかで上品な一品。
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Pot à pharmacie en Verre soufflé
端正なプロポーション。職人によるマウスブロー成形が生む、大胆さと繊細さが同居したアンティークガラスの揺らぎ、表情が心地よいです。19世紀、吹きガラスの薬草瓶。
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Verre à Bistrot vers 1900
以前と比べても仕入れ難くなりましたが、方々の蚤の市でぽつりぽつりと見つけては、カタチや揺らぎ、状態を吟味し選び、紹介を重ね続けています。1900年前後頃、フランスのビストログラス。
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Clichy 1870-90's "Verre à Eau"
クラシックな建築装飾から着想を経たステムデザイン。端正な気品と古い吹きガラスのゆららかな表情。ノーブルでいて素朴な素敵な一品です。クリスタル・クリシー。モデル・ポンパドゥール、推定1870-90年頃。
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Verre à pied inspiration Médiévale
推定19世紀、中世のヴェネツィアンガラス、ボヘミアンガラスの様式を踏襲し成形された小ぶりなゴブレ。華美にはならず繊細さを感じる線状装飾。民芸的気配を纏いつつごく上品な僅かに灰み掛かった薄いエナメル。職人のセンスを感じる一品です。
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Clichy "Champagne Flute"
優雅でクラシカルな佇まい。モデリングにおける、曲線の描きかたのやわらかさ。各部位のディテールはきめ細やかに繊細で、古ガラスならではの民芸的表情もとても豊かです。クリシー。モデル・ポンパドゥール、推定1870-90年頃。
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1900s probablement Saint-Louis “Verre à eau”
1900年代初期の上質なクリスタルガラス。ホテルやレストランといったプロユースを想定したステム付きの水用グラスです。初見の希少なモデル。成形はおそらくクリスタルリー・サンルイ(1930年発刊工房カタログより、品番375)。
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Gobelets à Liqueur en Cristal Ancien
古きフランスの伝統的なデザイン。1900年代初期頃。型によるマウスブローで仕上げられた、薄吹きクリスタルリキュールグラスです。就寝前、リモンチェッロやシャルトリューズを嗜むひと時をぜひ。アノニマスな佇まいは、和の設えに添えていただいても素敵です。
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1960's Baccarat “Verre à Orangeade”
潔いプロポーション。シンプルを極めた、これ以上もこれ以下もないようなデザインですが、だからこそ、作りの良さは際立ちます。暮らしにささやかな格式や艶やかさを添えてくれる、60年代バカラ、ヴェール・ア・オランジェード。
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Baccarat 1915 “Gobelet pour Yvonne”
狂いなくぴしりと均整をとり側面に掘られた「Baccarat 1915 Yvonne」のグラヴュール。クラシカルで上品なイタリック体、さりげない文字装飾も魅力です。1915年、イヴォンヌに贈られた工房による特注品。オールドバカラ、カット番号7743。
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Verre pour Liqueur à fond Trompe l'œil
19世紀後期〜20世紀初頭フランス。少ない量を注いでも美しく映えるように上げ底仕様となっていることから、トロンプ・ルイユ(Trompe-l'œil = 騙し絵)の呼び名でも知られる、吹きガラスのアペリティフグラスです。
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Saint-Louis 1960/70 “Verre à vin”
すっとした立ち姿、注ぐワインを気持ちよく受け止めるティアドロップ。心地よい重さと、全体を包む明瞭なクリスタルホワイト。1950〜60年代頃、サンルイ。
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Bouteille en Verre Soufflé
1900年前後頃、細身のガラス瓶の紹介です。19世紀末以降、機械吹きによる大量生産が主流となっていく食料保存用のガラス保存器ですが、今回紹介の個体は、過渡期の時代に職人によって宙吹き成形された民芸品。古ガラスの歪み、揺らぎ。計算のない不均一さが愛おしいです。
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Bocal d'apothicaire en verre
古ガラスの歪み、揺らぎ。不安定さが色気を生みます。フランスのアンティークガラスプロダクトらしいクラシックな装飾性を纏いつつ、全体のプロポーションには無駄がありません。フランスのエルボリストリーの手吹きのガラスポットです。
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Saint-Louis modèle St Denis “Verre à Vin”
オールドサンルイ、1960年代頃。実用性と古いグラスならではの気配が最良のカタチが同居した一品ではないでしょうか。香り、味覚と装飾古物としての佇まい。すべてを心地よく愉しめるワイングラスです。モデル・サンドニ。
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Bocal à Raisin en Verre Soufflé
さり気なくもフランスの古いガラス器らしい佇まい。古都アルルの近郊より、19世紀の南フランスで葡萄の鮮度を保つために用いられたガラス保存器。
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Verre à Pied Soufflé
幾度も仕入れを重ねてきており、故に一層選ぶ目も厳しくなる宙吹き成形のステムグラス。今回紹介の個体は、抜群のガラスの表情に心惹かれました。19世紀後期〜20世紀初頭頃、フランス古民芸。
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Verre Bourguignon XVIIIème Siècle
美しい造形と豊かな表情。加えて精製技術の低さ故、ガラスの腐食や剥離が見られることもある18世紀以前のガラス器ですが、今回仕入れた個体は、古きガラスの儚さを湛えならがも、当時の状態を変わらず保っています。18世紀フランス、美しい古手民芸のガラス酒器。
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Pot à Confiture XVIIème Siècle
円周に沿って生まれる宙吹きならではの揺らぎの筋。サイズや気泡、厚みのムラが様々な古手のコンフィチュールポットには、綺麗にかたちどろうとしたのでもなく、その逆に崩そうとしたわけでもない、絶妙な不均一さがあります。18世紀半ばから19世紀初頭、手吹きで成形されコンフィチュールポット。
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1960's Baccarat “Champagne Glass 18.4cm”
職人の熟練した技巧が、力むことも手を抜くこともなく、ごく自然にストンっと落とし込まれている。20世紀半ばのバカラ社の潮流が垣間見えるモダンなプロポーションもとても気持ちがいいです。リベラックのモデル名を翳したオールドバカラのフルートグラス。
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Verre à Vin Soufflé et Gravure XVIIIème
狂いなく彫られた繊細高貴な花綱文のグラヴュール装飾に、柔らかなティアドロップ。とろみのある硝子胎はクリスタルの性質を帯びながら、含有する不純物により深く鈍い灰みを湛えています。18世紀手工芸の気配を存分に感じられる、美しいワイングラスです
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Pot à pharmacie verre soufflé Napoléon III
端正なプロポーション。職人によるマウスブロー成形が生む、大胆さと繊細さが同居したアンティークガラスの揺らぎ、表情。そこにさらりと添えられたナポレオントロワ様式を踏襲したブリキ蓋。19世期、美しい薬草瓶の紹介です。
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