DIgoin Sarreguemines Assiette épaisse
フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いに、質実剛健を感じるタフな佇まい。相反する要素を合わせ備えた塩梅のよさこそが、この種の厚皿の魅力でしょう。修道院や宿舎といった公的な場所の食堂で日常使いされた白釉厚皿。
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Verre à Pied vers 1750
底部に向かってまっすぐとテーパードした、真横から眺めたときの端正で潔いプロポーション。ステムは六角に面取りをしつつ内側を空洞とし、フットも縁を折り畳み円錐状とした古い時代固有の成形法を用いています。1700年代中葉、フランスの吹きグラス器です。
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Baccarat Verre Gobelet vers 1950-60
やや小ぶりですらりと細身な設計に親近感を覚えるのは、やはり自分が日本人だからなのでしょう。一口ビールグラスとしては勿論のこと、冷酒を注ぐも佳しと思います。推定1960〜70年代頃成形、オールドバカラの5オンスグラスです。
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Baccarat Petite Flûte à Champagne vers 1960
すらりとした佇まいと端正な造形。これからの暑い夏の季節に冷茶器として活躍する場面が目に浮かんで手にとったものです。1960年代頃、バカラ。小さめのフルートグラス。
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Pichet a huile de Dordogne/Périgord
フランス南西部内陸、ペリゴールより。飾り気はなく、全体の印象は粗野で素朴。例えば同じ南フランスの明朗快活としたプロヴァンス気質とは異なる、どこか内向的で静かな気配を纏った19世紀の油差しです。
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Vire-Omelette Provençal
19世紀のプロヴァンスより、オムレツ皿。調理時には蒸し焼き蓋とし、仕上がりひっくり返したときには盛り付け皿とできるよう実用的に設計されたヨーロッパ南西部の伝統的な民陶。
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Petit coffret en bois vers 1800
農耕ができない厳しい冬籠りの時期に、女性は羊毛紡ぎをし、男性たちはさまざまな手彫りによる木工調度品が作ったといいます。18世後期〜19世紀初期頃、フランス・アルプス。手彫りのちいさなコフレ。
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Plat en Val de Loire
フランス中央部、ロワール川近郊で、より田舎的で素朴な土地の陶芸に、近代的で端正なスタイル(北方、キュノワールであったりの影響)を取り入れて、19世紀に作陶されたものだろうと考えています。アールポピュレールの魅力が詰まった赤褐色釉の大皿。
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Saint-Amand-en-Puisaye Pichet à Vin
無釉の焼き締めである備前焼のような胎土とフランスらしい朗らかな褐釉が施された、独特のコントラストの妙に惹かれて手にとりました。19世紀、サンタマン・アン・ピュイゼの水差し。
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Saint-Louis Verre à Pied 1960/70
雑味のないモダンでニュートラルなプロポーションのすらりとした立ち姿。 1950〜60年代頃、サンルイのステムグラスです。
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Bordeaux Tasse Blanche
すんっとした佇まいに手仕事を感じるハンドルの造形となめらかなテールドフェールの乳白。19世紀後期、ジュール・ヴィエイヤール社ボルドー窯のデミタスカップです。
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Verre Soufflé à Pied 9.7cm
当時はパート・ド・フリュイやトリュフを盛り付けたのでしょう。愛らしいデセールから冷製アントレまで、絵になる器です。19世紀、フランス。ちいさな脚付きの吹きガラス鉢。
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Verre Soufflé à Pied 8.2cm
フランスらしいクラシックで瀟洒な佇まいは、透明な器胎だからこそ全体は華美に寄らず素朴さを湛えています。19世紀、フランス。ちいさな脚付きの吹きガラス鉢。
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Panier de fromage suédois
西欧ではあまり見かけないこの造りが好きで、以前から扱ってきました。今回紹介の個体は枷せた木肌と抑えられた彩度が抜群に雰囲気があります。19世紀のスウェーデンで、木の根を編み成形されたチーズの水切り籠。
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Plat Oval en Faience de Salernes
雑味のないシンプルな造形にまろやかで瀞みある釉調。19世紀初期、南フランス。ムスティエ、ヴァラージュ近郊にあった小さな村、サレルヌで作陶された白錫釉のオーバル皿です。
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Gien Plat Carré 1871-75
古手半陶半磁器/テールドフェールの一層ゆららかさを感じる釉調。上質陶器/ファイアンスフィーヌの美質であった陶胎の薄さや釉の高い透明度により実現した緊張感を一定引き継ぎつつ、プロダクトとしての実直なやさしさも内包した、過渡期的な魅力を纏った一品。1870年代、ジアンの白釉角皿。
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Gien Théières 1871-75
比較的古手のテールドフェール陶器の一層ゆららさを感じる釉調には雰囲気があり、19世紀のフランスならではの美意識が漂う緊張感があり彫刻的な一品ですが、装飾性は最低限に抑えられており、楚々とした佇いで華美な印象は持ちません。1870年代、ジアンの白釉テイエール。
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Baylon Carouge Assiette Octogonale
多様な造りが見られる古手のオクトゴナル皿より、現在のスイス連邦・ジュネーヴ州のジュネーヴ郊外南、北イタリア文化の影響が色濃く残る小さな街カルージュで作陶された一品。19世紀初期〜半ば頃。
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Ancien jeu de Cheval en bois
かつての農村の日常景色が、子どもの玩具のモチーフ1つからも感じとれるでしょうか。パリのセーヌ左岸、年に一度だけ近隣に住む人々によって催される瀟洒な蚤の市で見つけた木馬と馬車です。
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Cuillère en bois XVIIIème siècle
眺め共鳴し、愛でていきたい。そんなささやかなコレクション。探しはすれど、なかなか見つからない古い木匙。恐らくは18世紀の造りと思しき一品は、パリの蚤の市で仕入れました。
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18th Century Loza Catalonia
18世紀スペイン、カタルーニャの錫釉陶器です。さらさら描ききったように思わせる全体と、一歩踏み込んで眺めると仄かに垣間見える稚拙な細部。腕と指に仕事を染み込み覚えさせたであろう陶工こそが生み出せる、作為や構えのない自由さ。土地の気候風土と暮らしが育み生んだ自然な筆触に心惹かれます。
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Petit Pot à Confiture de Belgique
ジャムやタプナードに黒オリーブ。食卓にちょこんと添えたら素敵だと思います。19世紀、ベルギー製の小さなコンフィチュールグラス。
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Gobelet en Verre Torsadé
熱したガラス玉に型で筋を入れ吹きあげたツイスト装飾。すっと縦に伸びた小ぶりで高さのあるモールガラスコップです。1900年代前期、フランスより。
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Sarreguemines Petit Saladier
西洋らしい造形感覚をもって発露したプロダクトとしての個性と、そこからごく微細に香るデザインソースが古い東洋陶磁の凛花鉢にあるという匂いの塩梅。サルグミンヌ窯の小さなサラディエ。
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Kyo-Oranda Pot
江戸後期〜明治頃。江戸期に舶来したオランダを主とした西欧陶器の技術や意匠から影響を受けて作られた日本の器、京阿蘭陀の小筒。
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Baccarat Petit Verre à Pied
このグラスに冷やや冷酒を注げば、食卓はぐっと華やぎ豊かになるように思え、久しぶりに纏って見つけものを揃いで譲ってもらうことにしました。1950年代〜70年代初期頃、バカラ。モデル・タリランドの脚付グラス。
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Compotier en verre soufflé
太く重量のある質実剛健なステムに無駄のないフラットなプレート。直径は24cm。19世紀後期頃、フランスの吹きガラス製コンポティエ。
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Plat Oval de Cul Noir
柔らかな赤褐色や淡黄色の陶土を素地として、表面を透明な錫釉により白や灰色に、背面を酸化マンガンを含む釉薬により濃度を調整しながら飴色や漆黒に焼成させた、フランスの古民芸品キュノワール。食卓の設えの主役となるオーバル皿。
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Panier en Vannerie fine
18世紀頃から20世紀半ば頃までフランスで栄えたヴァヌリー(枝編み細工)の文化。柔軟性があり加工性に優れた籐を軸に、用途に応じて多種多様な枝、茎、藁も活用しながら、日常の生活道具が作られました。推定19世紀末頃、繊細なヴァヌリーフィーヌ。
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Vire-Omelette Provençal
緩やかで牧歌的な作為ない筆模様に、落ち着いたニュアンスの赤褐釉というのもぐっと心惹かれました。1900年前後頃、プロヴァンスのスリップウェア。オムレツ皿。
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DIgoin Sarreguemines Petit Bol a Café
日常に寄り添う西洋の古い器としては最良のカタチの1つと感じます。フランスでメゾンを訪れて仕入れた1920年代頃、ディゴワンのちいさなカフェオレボウル。
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Plat en Faience Blanche Patiné
半陶半磁のやわらかなテクスチャーと全体の細かな貫入に滲み生まれた時間の足跡。パリの骨董屋で見つけ、古色の具合に惹かれ迷いなく手にとりました。1900年頃、サルグミンヌ製陶所。
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Plat Oval en Faience Blanche Patiné
一にも二にも、見込みに残された古色に惹きつけられて手にした皿です。無数に刻まれたカトラリー痕と、その傷跡から染み込んだだろう料理の滲みが、かつての生活の気配をありありと今に伝えます。1920〜50年頃、ディゴワン・サルグミンヌ。
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Tisanière en Terre Cuite Vernissé
さて、取手脇のまるで貯金箱のような細長い穴は一体なんでしょうか? 正解は。枝付きティザンヌ(ハーブ)の差し込み口です。 朗らかで風通しよいフランスの地方民芸品。19世紀、ブルゴーニュで作陶されたティザニエール。
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DIgoin Sarreguemines Bol Epais
何てことないようでほんの少し気が利いていたり、愛でたいと思える細部の妙がある。そういう器を絶えず探しています。1920年代頃、ディゴワン・サルグミンヌ社。ぐっと雰囲気のある厚手のカフェオレボウルです。
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Champagne Coupe en Cristal vers 1900
研ぎ澄まされた機械工業的な緊張感と手工業的なやわらかで潤いのあるマチエールが共存した、この時代の作りのみで触れることのできる佇まい。1900〜30年代頃、フランスのクリスタルガラスとしてはごく初期のプロダクト。シャンパンクープ、及びソルベ用グラスです。
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Christofle Couverts pour Entremets
クリストフルとしても最も歴史が長く伝統的なオリジナルモデルの1つでもあるスパトゥールですが、エレガントな佇まいを残しながら、再構築されたことによるモダンな細部には、現代的な風通しの良さを感じます。1970年代頃、ヴィンテージクリストフルのモデル・スパトゥール。
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Lumignon en verre souffle XIXème siècle
型を用いたマウスブロー成形によるプロダクト的な均整がとれた上がりに、ラフな吹き上げが生む揺らぎや気泡といった作為のない心地よいざらつきが混じり合う。1900年初頭ごろ、フランス。教会のキャンドルグラスです。
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Gourde de Berger du XIXe Siècle
質実とした堅牢で丁寧な作りと、実際の生活のなかで使われ色褪せやれた具合。19世紀、フランス中部の山岳地帯からウブだされた羊飼いが作り用いた革製水筒です。
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Assiette en Faience de Moustiers/Varages
端正かつエレガント。貴族文化の名残りを確かに残しつつ、土地の気候風土の影響が混じり合うことで醸成されたニュアンスは、この時代の以前にも以後にもないように思います。19世紀初期頃、ムスティエ・ヴァラージュより、輪花皿。
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Digoin Sarreguemines Plateau à Charcuterie
古いフランスのテールドフェールならではのやわらかな肌合いの白釉に、盆という用途に最適化された潔いデザイン。僅かに立ち上がったリム縁の意匠はさり気なく。1920〜1950年頃、ディゴワン&サルグミンヌ。白釉の平盆。
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Assiette en Faience de Moustiers
ギャザーのような細やかな波形の縁飾りは、プロヴァンスという土地の気候風土を存分に纏った象徴的とも呼べる意匠です、18世紀後期、ムスティエ・ヴァラージュ焼きの白釉リム皿です。
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Théière en Metal Argenté vers 1940
1940年代頃、フランスのホテルより、ちいさなシルバーテイエール。クラシックな造形に、仄かなアールデコという時代の気配が混じり合い、それでいて業務用らしく全体は素朴で意匠性に無理は感じません。現代のテーブルも自然と溶け込む佇まいに惹かれました。
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Moutardier en faïence de Bruxelles
青や紫を基調とした器全体に、牧歌的で素朴な花絵や田舎景色を描いた作風で知られます。19世紀初期頃、ブリュッセルのファイアンス焼き。
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Choisy le Roi Assiette Dodecagonale
ファイアンスフィーヌ、テール・ド・ピップの涼やかで白に、手彩によるぴしりとした藍の線描。クラシックを湛えながら端正で実直な上がりに、絵付の濃淡や滲みが愛らしさを添えます。月桂樹レリーフをリムに配した、初期ショワジールロワの十二角皿。
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Verre à Bistrot vers 1900
木型を用いたことによる、どこかプロダクト然とした端正な器形に、マウスブローが生む作為のない不完全な揺らぎや傾ぎといった職人仕事の気配が垣間見える具合が、何よりの魅力です。1900年前後頃、フランスのビストログラスです。
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Assiette Octogonale en Faience fine
1800年代初頭頃。広く知られるクレイユやモントローのそれと比べても1センチ近くゆとりを持たせたリム幅。窯不祥ながら固有の美意識を感じるモデリングは希少で、ぐっと心惹かれます。数あるなかから敢えて選びたい、そう思える初期オクトゴナル。
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Creil et Montereau Assiette Creuse
低音焼成のやわらかな肌合い、程よく効いたリムエッジ、濁りのない白。19世紀フランスにおける都会的な手工業品の魅力が詰まった一品です。クレイユエモントローの白釉深皿。
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Longwy Assette Creuse Alphabet B
なんということはないのですが、気の置けない緩さのあるカリグラフィーについ手が伸びてしまいました。1900年代初期〜半ば、ロレーヌ地方のロンウィーより、アルファべット「B」が愛らしく刻まれた深型の白釉皿。
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Plat en terre vernissée de Sud Ouest
土地の気候風土が生んだ美質を存分に纏いながら、器として無理がない自然な佇まいに、「これは」と手がすっと伸びました。フランス南西部より、さらりと流れるように一筆文様を描き添えた褐釉の陶器皿。
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Baccarat 1916 Gobelet pour Renaud
1915年、アルマン・ルノーに捧げられた工房による特注品。物語を所有する。生誕、結婚、或いは...、背景にどんな逸話が隠れているのだろう。オールドバカラ、カット番号7743。
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Bordeaux Plat à Barbe
この道具を用いたもっとも有名な職業人といえば、『セビリアの理髪師』『フィガロの結婚』のフィガロでしょう。婉曲したリムに頬を乗せ、くぼんだ見込みに髭を剃り落とす。かつての髭剃り師のための陶皿です。19世紀、ボルドー窯。
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Antique Baccarat “Gobelet taille 5777”
さりげなく添えられた意匠の個性と、和洋問わずしつらえに溶け込む無理のないニュートラル。1900年代初期アンティークバカラ。カット番号5777、通称リシュリュー。
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Plat en faience fine XVIIIeme Siècle
フランス東部からの出物は、恐らくはロレーヌ公国領リュヴィル、或いは近郊で作陶されたものと考えられます。パリのポントシューとはまた異なる文化を築いた、テール・ド・ロレーヌとも呼ばれる18世紀後半の初期ファイアンスフィーヌです。
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Gobelet en Argent Massif
熱伝導率に優れており、注いだ液体の冷たさが、器を持つ指の先、飲むときの唇にほとんど干渉がなくダイレクトで伝わります。飲み物の「冷たさ」を愉しみたい場面では一日の長があります。純銀製のカップ。19世紀末、フランス。
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Panneau gothique du XVe Siècle
経年した古材の肌艶は雰囲気があり、朽ち剥落した全体から仄かに侘しさも感じられます。様式特有の仰々しさが抑制された、品のある素朴に心惹かれました。ゴシック様式後期。15世紀頃、フランスのオーク材パネル。
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Montereau Assiette Chantournée vers 1830
染み、カトラリー跡、釉の削げ。経年により使い込み生まれたアブストラクトな器景。柔らかな象牙の色合いに混じり合う古色のグラデーションは、使い込まれたファイアンスフィーヌ固有の美質です。1830年前後頃、モントロー窯。
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Verre pour Liqueur à fond Trompe l'œil
ウイスキーやゴールドラムの琥珀色が一層美しく、とろりとしたガムシロップがそのまま凝固したようなニュアンス豊かなガラス胎の表情は、そのまま酒の肴にすらなるでしょう。19世紀フランス、トロンプ・ルイユのガラス酒器。
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Poterie de Ger Pot à Confiture
ノルマンディー地方、ゲールの陶器です。墨を流したように黒色の作りは、まさにインクボトルを蚤の市ではよく見かけますが、少し珍しいコンフィチュールポットの紹介です。
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Verre à anse en verre soufflé
ハンドル付きのガラス器というと、イギリスのデザート用パンチカップが思い浮かびますが、あちらが丸みを帯びて食器然のに対して、こちらは筒型なので、あくまで盃を想定していたものと思われます。職人の気まぐれの産物か、顧客の注文品か。1900年頃、フランス。
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Verre à Eau en Cristal vers 1900
かのバカラでは「パリの伯爵夫人」というモデル名を翳して、後年に製造されたことでも知られます。高品位なクリスタルによる初期のプロダクト、このスタイルとしては最古手となる1900年台初頭の脚付水用グラス器が、数年ぶりに仕入れられました。
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Fourchettes a Gateaux en Metal Argenté
殊にガトーフォークは生産数が少なく見つけ難い。フランス語圏で古く伝統的に親しまれてきたセンターラインハンドル、シルバープレートによるカトラリー。無駄のない端正でミニマルなフォルム、クラシックな印象。古いレストランからの出物の纏まっての紹介です。
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Digoin Sarreguemines Assiette Calotte Épaisse
フランスではフォルムの類似性から、カトリック僧侶の帽子「カロット」の呼称で呼ばれます。厚皿の紹介です。1920〜50年代頃、ディゴワン・サルグミンヌ製陶所。
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Gien Assiette épaisse
タフで丈夫な陶胎に、フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いの施釉。相反する要素を合わせ備えた塩梅が魅力ですね。ジアンの半陶半磁厚皿です。
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